廃車は自分でもできる

唐突な質問ですが、皆さんは自動車が好きですか。生活や仕事、レジャーで自動車は私たちの側になくてはならない存在となっています。ここで自動車が好きと答えた人の中には、自動車を趣味にしている人も少なくないかと思います。休日にドライブを満喫したり、自動車のインテリアやアクセサリーを購入して自分だけのオリジナルの自動車を楽しんだり、現在は洗車ですら趣味の一部になっています。自動車好きの人にとっては、家でゆっくり自動車の情報誌等を読む、それだけでも楽しめるかもしれません。このように仕事のみならず趣味でも、自動車は私たちの生活で非常に大きな役割を果たしています。
そんな愛する自動車がある日突然何らかの理由で動かなくなったとしたらどうしますか。当然専門の修理業者に修理を依頼するでしょうが、ここでも修理不能といわれた場合どうしますか。動かせる車なら査定してもらって下取りに出すという方法がありますが、動かない車だとそう簡単にもいかないでしょう。愛する自動車ですが、こうなっては廃車にするしかありません。皆さんは廃車と聞いても、例えば廃車を解体する町工場のような解体場や、廃車がずらり並べられた廃車置場のような光景しか想像できないかもしれません。廃車というとそうしたビジュアルな廃車のイメージが付きまといます。ですが当然廃車に伴う関係の手続きが必要ですし、廃車に関する知識を知っておくに越したことはありません。廃車手続きと聞くとなんだか難しそうで、実際に廃車するとなると代行の業者に手数料を渡してやってもらうことが多いようです。ですが、実際には廃車の手続きはそれほど難しいものではありません。時間に余裕のある人なら、陸運支局等へ行って、不明な点などは窓口で質問しながら廃車の手続きを進めていくことは可能です。廃車にかかる費用を少しでも少なくする意味でも、また廃車の過程を通じて自動車のことをあれこれ知る意味でも、是非自分で廃車手続きをやってみることをお勧めします。
廃車に関して、簡単に流れを紹介すると次の通りです。自動車を廃車にするためには、廃車の解体を行う業者に自動車を持って行き、そこで自動車を所謂スクラップにしてもらい、その後に陸運局(軽自動車は軽自動車協会)の窓口へ行って廃車の手続きをするわけです。その順番は前後が逆でも構わないのですが、注意しなければならないことは、陸運局で手続きをしなければ廃車にしたことにはならない点です。解体業者で自動車そのものをスクラップにしても廃車が完了したことになりません。きちんと陸運局で自動車を廃車にしたことを届け出なければならないのです。

さらに言えば、廃車手続きには、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があります。その名の通り、永久抹消登録は、もう二度とその車に乗らないときに行う廃車手続きで、一般的に私たちが言う廃車がこれに相当します。一方の一時抹消登録とは、海外出張、引越し等何らかの理由で長期間車に乗らないときにする廃車手続き方法です。一口に廃車手続きと言っても、ケースに応じて2つの中から選択することを覚えておいてください。